My Favorite Things

猫の記憶

「猫本」で、久しぶりに思い出したこと。

猫をランドセルに入れて持ち帰り、机の引き出しに隠したことがある。(その後の記憶無し)
学校の体育館の倉庫で、友達と猫を飼ったことがある。(その後の記憶無し)
それからもう一つ、私にとって不思議な記憶がある。

小学生の時、登校中のこと。
私を追い越していった車から、何かが投げ捨てられた。
小さな段ボール箱だった。
空けてみる。子猫が入っている。
歩く私の後をついてくる。
集まってきた子たちと一緒に、また箱に入れて道路わきに隠した。
学校が終わって走って帰ったのに、先に来ていた子が子猫を連れ帰った。

何日か過ぎた頃、家にぼろぼろの子猫が来た。
どう見ても、あの時の猫だ。(どうして家が分かったんだろう?)
ご飯をあげると、胃が受け付けないのか吐き戻す。
食べて戻すを繰り返す。
猫がいるのを知ったあの子が、引き取りに来る。

また何日か後に、またぼろぼろになった猫が来る。
同じ事を繰り返す。
引き取られていく。

中学生になって、少しはなれた所に引っ越した。
ある日の夕方、庭に美しい猫が来た。
あの子猫と同じ、白と黒の模様がある。
私に擦り寄って、しばらく甘えて、またどこかに行ってしまった。

猫をゆっくり撫でてあげて、私はとっても満足だった。
(猫もそうだったと思う。多分)
夕方だったからか、セピア色の風景で残っている記憶。
ぼんやりした記憶だけど、あの時の猫が会いに来たんだと信じている。

2008/04/26(土) 17:42:17 日記 トラックバック:0 コメント:0
<<ブログ | ホーム | 「猫」本に「兎」>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://sopranoalto.blog21.fc2.com/tb.php/5-82634842